- 決めた目標金額を稼ぎたい
- 2倍配当のゲームで稼ぎたい
そんなときはキャンセレーション法の出番です。
複雑なメモが必要なキャンセレーション法はオンラインカジノならではの必勝法。
好きな目標金額を設定できたり、自由度が高いことも特徴の1つ。

定番の2倍配当のゲームで使えるのがいいよね!
キャンセレーション法の賭け方とシミュレーション、特徴とメリットデメリットを解説します。
目次
キャンセレーション法の賭け方
さっそくキャンセレーション法のベット方法を見ていきましょう。
キャンセレーション法の基本フローは以下の通りです。
- STEP
目標金額を決める
1セットでいくら利益を上げたいのか目標額を決めます。
例:「10ドル」
- STEP
目標額を数列に分解してメモする
目標額を好きなように数列に分解してメモを取ります。
例:「1,2,3,4」
- STEP
数列の両端の合計額をベットする
数列の両端の合計額をベットします。
上記の例では(1+4)で5ドルをベットします。
- STEP
勝利したら両端の数字を消す
賭けに勝ったら数列の両端から1つずつ数字を消します。
上記の例では「1,4」が削除されて数列は「2,3」となります。
- STEP
負けたら右端にベット額を追記する
賭けに負けたら数列の右端にベット額と同じ数字を書き足します。
数列「2,3」なので5ドルをベット。負けたら数列は「2,3,5」となります。
- STEP
数列がなくなったら終了
数列「2,3,5」なので7ドルをベット。勝ったら数列は「3」となります。
最後に3ドルをベットして勝利できれば数列は消滅して終了。
キャンセレーション法を完遂したことで目標額10ドルの利益を獲得となります。
対象ゲーム
キャンセレーション法は2倍配当のゲームで利用できる必勝法です。
- ルーレットの赤黒
- ルーレットの奇数・偶数
- バカラ(プレイヤー)
- ブラックジャック(ベーシックストラテジー)
最も代表的なのは上記4種類のカジノゲームです。
バカラのバンカーは1.95倍しか返ってこないのでやめておきましょう。

1番イメージしやすいのはルーレットの赤黒、奇数偶数だと思うぞ!
勝率が約50%で配当2倍のカジノゲームでキャンセレーション法は活躍します。
キャンセレーション法のシミュレーション
キャンセレーション法は途中の勝ち負けによってパターンは複雑に分岐します。
あっさり完遂できるときは少ないゲーム数で、ベット額も大きくは膨らみません。
しかし展開が長くなると目標額が小さくてもベット額や一時的な赤字は大きくなります。
- 目標額10ドル
- 最初の数列は「1,2,3,4」に分解
- ヨーロピアンルーレットの赤に賭け続ける
(ベラジョンの「Roulette Neo」)
という条件の下、短期・中期・長期戦それぞれのシミュレーションを見てみましょう。
連勝して完遂する事例(短期戦)
数列 | ベット額 | 勝敗 | 損益(累積) |
---|---|---|---|
1,2,3,4 | 5ドル | 勝 | 5ドル |
2,3 | 5ドル | 勝 | 10ドル |
最もシンプルなシミュレーションは上記のように連勝して完遂する事例です。
いつもこんな風にキャンセレーション法が進むと良いのですが、実際はそうも行きません。
もう少し展開が長引く事例も見ておきましょう。
適度に勝ち負けを繰り返す事例(中期戦)
数列 | ベット額 | 勝敗 | 損益(累積) |
---|---|---|---|
1,2,3,4 | 5ドル | 勝 | 5ドル |
2,3 | 5ドル | 負 | 0ドル |
2,3,5 | 7ドル | 勝 | 7ドル |
3 | 3ドル | 負 | 4ドル |
3,3 | 6ドル | 負 | -2ドル |
3,3,6 | 9ドル | 勝 | 7ドル |
3 | 3ドル | 負 | 4ドル |
3,3 | 6ドル | 負 | -2ドル |
3,3,6 | 9ドル | 勝 | 7ドル |
3 | 3ドル | 勝 | 10ドル |
序盤で連勝がない代わりに連敗が起き、最後に連勝で完遂できた事例です。
大きな連敗が序盤で起きなければキャンセレーション法はそこまで長引きません。
赤字も最大で2ドル、ベット額も最大で9ドルまでしか増えていないこともわかります。
勝率50%のゲームなので上記のような動きをしてもらえればラクに完遂できます。
序盤で大型連敗が起きた事例(長期戦)
最後にリスクを知る意味でも、長期戦となったキャンセレーション法の事例をシミュレーションとして見てみましょう。
数列 | ベット額 | 勝敗 | 損益(累積) |
---|---|---|---|
1,2,3,4 | 5ドル | 勝 | 5ドル |
2,3 | 5ドル | 負 | 0ドル |
2,3,5 | 7ドル | 負 | -7ドル |
2,3,5,7 | 9ドル | 負 | -16ドル |
2,3,5,7,9 | 11ドル | 負 | -27ドル |
2,3,5,7,9,11 | 13ドル | 負 | -40ドル |
2,3,5,7,9,11,13 | 15ドル | 負 | -55ドル |
2,3,5,7,9,11,13,15 | 17ドル | 勝 | -38ドル |
3,5,7,9,11,13 | 16ドル | 勝 | -22ドル |
5,7,9,11 | 16ドル | 負 | -38ドル |
5,7,9,11,16 | 21ドル | 負 | -59ドル |
5,7,9,11,16,21 | 26ドル | 負 | -85ドル |
5,7,9,11,16,21,26 | 31ドル | 勝 | -54ドル |
7,9,11,16,21 | 28ドル | 勝 | -26ドル |
9,11,16 | 25ドル | 負 | -51ドル |
9,11,16,25 | 34ドル | 負 | -85ドル |
9,11,16,25,34 | 43ドル | 負 | -128ドル |
9,11,16,25,34,43 | 52ドル | 勝 | -76ドル |
11,16,25,34 | 45ドル | 負 | -121ドル |
11,16,25,34,45 | 56ドル | 負 | -177ドル |
11,16,25,34,45,56 | 67ドル | 勝 | -110ドル |
16,25,34,45 | 61ドル | 勝 | -49ドル |
25,34 | 59ドル | 勝 | 10ドル |
序盤で6連敗が起きて全部で23戦になった事例です。
10ドルの利益を出すために1セットの中で一時的にベット額は最大67ドル、赤字は最大177ドルまで大きくなっていたことも読み取れます。
このようにキャンセレーション法では序盤で連敗が続いて長引くと中盤以降はベット額・赤字が膨らんだままの状態で一進一退する傾向があります。
キャンセレーション法の特徴

要するにキャンセレーション法って2倍配当のゲームに使うモンテカルロ法みたいな感じ?
そうと言えばそうだけど、キャンセレーション法ならではの特徴もあるぞ!

- 数列の両端の合計をベットすること
- 勝利したら両端から数字を消すこと
- 負けたら右端にベット額を追記すること
などは確かに3倍配当のゲームの必勝法モンテカルロ法に似ています。
しかし、キャンセレーション法ならではの特徴もあるのでご紹介しておきます。
最初に目標額を決める
キャンセレーション法の最大の特徴は最初に1セットの目標額を決めることにあります。
当記事の中では1セットの目標利益を10ドルと設定してシミュレーションしてきましたね。
カジノゲームの必勝法は1セット完了時の利益が不確実なものが多いです。
目標管理がしやすいというのは優れたベッティングシステムの証拠です。

たしかに必勝法を行うことが目的になって、途中から何を目指していたのかわからなくなるような必勝法も多いもんね!
目標額を自由に分解して数列を作れる
キャンセレーション法の面白い特徴は目標額の数列への分解は完全に自由なところです。
当記事では目標額10ドルを一貫して「1,2,3,4」と分解して説明してきましたね。
でも、「1,1,2,6」と分解したり「1,1,1,1,1,5」と分解したって何でもOKです。
傾向として「5,5」のように短い数列に分解すると序盤で勝利が続けば早く完遂可能ですが、連敗が続くとベット額、累計赤字も大きく膨らんでいきます。
「1,1,1,1,1,1,1,1,1,1」のように長い数列に分解すると連勝が起きなければ完遂できませんが、ベット額や累計赤字も大きくなりにくいので損切りしやすいメリットがあります。
キャンセレーション法のメリット・デメリット
最後にキャンセレーション法のメリット・デメリットをあらためて確認しておきましょう。
- 長期戦になるとベット額・赤字が大きくなる
- 目標管理ができる
- 予算・性格に合わせて目標額を数列に分解できる
- オンラインカジノだからこそ実践できる
シミュレーションでも確認した通り、キャンセレーション法では試行回数が長引くほどベット額・赤字が大きくなっていくデメリットがありました。
ベット額が大きくなるとテーブルリミットに引っかかったり、一時的な赤字が大きくなると軍資金が足りなくなって戦略が破綻するリスクがあります。
長期戦でベット額・赤字が膨らむのは多くの必勝法に共通するデメリットですが、キャンセレーション法では破産するほどベット額・赤字が膨らむことは稀です。

ベット額が倍々に増えていくマーチンゲール法ほどの怖さはないね!
また、キャンセレーション法の特徴でもご紹介した通り、最初に目標額を決めるため目標管理がしやすく、さらに予算や性格に合わせて数列を自由に作れることもメリットとして挙げられます。

予算に余裕がないときは目標額を長い数列に分解しよう!
積極的に攻めたいときは短い数列で勝負だね!

メモが必要になるキャンセレーション法はオンラインカジノだからこそ実践できる必勝法です。
(※カジノではメモは禁止)
定番のカジノゲームで使えるキャンセレーション法をオンラインカジノでお試しください。