オンラインカジノでお金儲けをしたい人たちが編み出してきた必勝法。
中でもルーレットで使う必勝法は独自性が高く面白いベット法がたくさんです。
今回の記事で取り上げるマンシュリアン法もルーレットの必勝法の1つ。
ルーレットならではの「コーナーベット」を活用したベッティングシステムです。
さっそくマンシュリアン法の賭け方からシミュレーション事例などを見ていきましょう。
目次
マンシュリアン法の賭け方
マンシュリアン法のやり方・流れは以下の通りとなります。
- STEP
ルーレットでコーナーベットを行う
ルーレットでお好きな場所にコーナーベットを行います。
ベット額は「1ユニット」とし、1ユニット何ドルに設定しても構いません。
勝利したらマンシュリアン法は完遂となります(以下も共通)。
- STEP
負けたらコーナーベットを追加する
STEP1で行ったコーナーベットに加えて、新たに別のコーナーベットを追加します。
ベット額は再び1ユニットです。
- STEP
負けたらさらにコーナーベットを追加してベット額を2倍の2ユニットに変更する
STEP1・STEP2で行ったコーナーベットに加えて、新たに別のコーナーベットを追加します。
さらに、全てのコーナーベットの賭け額を2倍の2ユニットずつに変更します。
- STEP
負けたらさらにコーナーベットを追加してベット額を2倍の4ユニットに変更する
STEP3までの全てのコーナーベットに加えて、新たに別のコーナーベットを追加します。
さらに、全てのコーナーベットの賭け額を2倍の4ユニットずつに変更します。
- STEP
(最終勝負)負けたらさらにコーナーベットを追加してベット額を2倍の8ユニットに変更する
STEP4までの全てのコーナーベットに加えて、新たに別のコーナーベットを追加します。
さらに、全てのコーナーベットの賭け額を2倍の8ユニットずつに変更します。
5回目までに勝利できれば利益確定。5連敗したら損切りを行います。
コーナーベットとは
「コーナーベット」とはルーレットにおいて1ヶ所の賭けで4つの数字をカバーするベット方法のこと。

たとえば上記画像のようにチップを置くと「2,3,5,6」に同時に賭けることができます。
ヨーロピアンルーレットの場合、勝率は約10.8%(4÷37)。
コーナーベットで当たるとベット額の9倍の配当となります。
コーナーベットの選び方について
マンシュリアン法のコーナーベットの選び方は基本的には自由です。
しかしコーナーベットの選び方によっては重複部分が出てきてしまうことがあります。
当記事では重複部分をなくし勝率を重視したマンシュリアン法を採用して説明していきます。
マンシュリアン法のシミュレーション事例
マンシュリアン法はルーレットに馴染みがないと難しく感じるかもしれません。
しかし、実際はとてもシンプルでわかりやすいベッティングシステムです。
シミュレーションとしてゲームが5回目まで長引いた事例を見ながら理解を深めましょう。
「NETENT社」の「ROULETTE TOUCH」のデモモードを利用しました。
今回のシミュレーションではベラジョンカジノの無料モードを活用しました。
1回目

まずはお好きなコーナーベットを1ヶ所を選択します。
今回は1番左上のコーナーベットに賭けることにしました。
そして1ユニット(今回は1ドル)をベットします。

結果は負けとなりました。
(マイナス1ドル)
2回目

好きなコーナーベットを1つ追加します。
今回は1ゲーム目のすぐ隣のコーナーベットを追加しました。
2ゲーム目ではそれぞれのコーナーベットに1ユニット(1ドル)ずつ賭けます。

結果は負けとなったので3ゲーム目へと進みます。
(これまで合計でマイナス3ドル)
3回目

再びコーナーベットを新たに追加します。
今回のシミュレーションでは一貫して隣にコーナーベットを追加していきます。
3ゲーム目からは各コーナーベットのベット額は2倍の2ユニット(2ドル)ずつに変更。
(合計で6ユニットの賭けになります)

負けたので4ゲーム目へと進みます。
(これまで合計でマイナス9ドル)
4回目

再びコーナーベットを追加してベット額を変更します。
4ゲーム目からは4つのコーナーベットに4ユニット(4ドル)ずつ賭けます。
(合計16ユニットの賭け)

負けとなりこれまでの合計でマイナス25ドルとなりました。
最終ゲームの5ゲーム目へと進みます。
最終ゲーム

最後に1ヶ所コーナーベットを追加します。
ベット額は各コーナーベットごとに8ユニット(8ドル)ずつに増加。
(最終ゲームだけで40ユニットの賭けになります)
ベットした時点ではこれまでの合計でマイナス65ドルとなる計算です。

最終ゲームで見事勝利。
8ドルの9倍となる72ドルの配当を獲得しました。
65ドルの赤字を相殺して7ドルの利益を出せた計算になります。
マンシュリアン法の損益推移
マンシュリアン法は最大5ゲームで損切りするため損益推移は以下の通りとなります。
ラウンド数 | ベット | 累計ベット額 (負けた場合の損失) | 配当 | 利益 |
---|---|---|---|---|
1回目 | 1ユニット×1ヶ所 | 1ユニット | 9ユニット | 8ユニット |
2回目 | 1ユニット×2ヶ所 | 3ユニット | 9ユニット | 6ユニット |
3回目 | 2ユニット×3ヶ所 | 9ユニット | 18ユニット | 9ユニット |
4回目 | 4ユニット×4ヶ所 | 25ユニット | 36ユニット | 11ユニット |
5回目 | 8ユニット×5ヶ所 | 65ユニット | 72ユニット | 7ユニット |
まずこの表から言えるのは次の2点です。
- マンシュリアン法で勝利することで6~11ユニットの利益を獲得できる
- マンシュリアン法で負けると65ユニットの損失を計上する
1ユニット1ドルとすると最低でも65ドルの資金が必要なこともわかります。
マンシュリアン法の確率

問題は5連敗する確率がどれくらいあるのかじゃない?
マンシュリアン法を実践したときの各ゲームごとの勝率、連敗する確率を見てみましょう。
ラウンド数 | 勝率 | 負ける確率 | 連敗確率 |
---|---|---|---|
1回目 | 10.8% | 89.2% | - |
2回目 | 21.6% | 78.4% | 69.9% |
3回目 | 32.4% | 67.6% | 47.3% |
4回目 | 43.2% | 56.8% | 26.9% |
5回目 | 54% | 46% | 12.4% |
※確率は小数点第2位で四捨五入を行いました。

5連敗する確率は12.4%だから、けっこう普通にあり得るね(笑)
大体8回に1回は5連敗する確率があって65ユニットの損失が出る計算になります。
この時点でマンシュリアン法は大儲けするというより少額の利益を積み重ねるタイプのベッティングシステムであるという印象を受けます。

実践してみるとわかるけど最終5ゲーム目までもつれることがほとんどで、スリルを味わえるベット方法になっているぞ!
マンシュリアン法の改良版
マンシュリアン法では5連敗した時点で損切りを行うのでした。

そのまま6ゲーム目まで進んだらダメなの?
6回目からは法則通りに賭けて勝利しても利益が出なくなるんだよ!

ラウンド数 | 6回目 |
ベット | 16ユニット×6ヶ所 |
累計ベット額 | 161ユニット |
配当 | 144ユニット |
利益 | -17ユニット |
このようにマンシュリアン法では6ゲーム目に進んでコーナーベットを増やし、ベット額を2倍の16ユニットにして勝利しても利益は出ません。
5ゲームで損切りしなければならないのがマンシュリアン法の基本ルールです。
しかし、6ゲーム目のベット額を22ユニットに増加させれば利益を出すことが可能です。
確率と合わせて確認してみましょう。
ラウンド数 | 6回目 |
ベット | 22ユニット×6ヶ所 |
累計ベット額 | 197ユニット |
配当 | 198ユニット |
利益 | 1ユニット |
勝率 | 64.9% |
負ける確率 | 35.1% |
連敗確率 | 4.4% |
表をご覧になるとわかる通り、6ゲーム目のベット額を22ユニットにすることで勝利すると1ユニットの利益を出すことが可能となります。

6連敗する確率は4.4%とかなり低くなるね!
その一方で6連敗すると197ユニットという大きな損失が出るのはデメリットです。
連敗しないことに賭けて1ユニットの利益を取りに行くか、5連敗時点で損切りを行うか。
まさにギャンブラーの腕の見せ所となっています。

なお6ゲーム目まで行うときは画像のようにベットしていかないと重複部分が生まれます。
(縦にズラすのはOKですが1列ズラすのはNG。)
重複部分が生まれると勝率が下がってリスクが大きくなる点はお気を付けください。

軍資金に余裕があれば6ゲーム目まで、そうでなければ5ゲームで損切りするというのがいいんじゃないかな!
マンシュリアン法は実践していて楽しいベッティングシステムなのでお試しください。
空回しで勝率アップ?
最後にマンシュリアン法のちょっとしたTipsをご紹介します。
ルーレットの中にはライブルーレットのように空回しできるテーブルがあります。
そこでしばらくゲームの流れを見て、当たりが出ていない周辺のコーナーベットからマンシュリアン法を始めることで気持ち的に出だしの勝率が高まったような感じになります。

純粋な確率論ではなく気持ちの問題だけど、ルーレットのプレイヤーは空回しが大好きだぞ(笑)
ただしライブルーレットだとベット時間に制限があることも忘れてはいけません。
ライブルーレットは空回しできるメリットがある反面、マンシュリアン法の複雑なベットを行っている内に時間切れとなってしまう可能性があるのは難点です。
スピーディーにベットできる自信がある方はライブルーレットで空回しを活用したマンシュリアン法にも挑戦してみてください。